新事業開拓奮戦記

「新事業開拓を任せる」と誘われて20余年勤めた大手メーカーから子会社へ、マーケティングの専門家として出向して3年経ちました。この間いろいろ迷走しながらも、一応の方法論に従って新規ビジネスを立ち上げつつあります。その一部始終をご紹介します。新ビジネス開拓を担うご同輩の一助になれば幸甚です。
<< ベンチャー企業との提携 (その狙い) | main | 新事業開拓における「マーケティング」の領域 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
ベンチャー企業との提携 (そのパターン)
多くの内外のベンチャー企業と情報交換をしてゆく中で、凡その提携のパターンが見えてきました。



先ず、相手が日本国内のベンチャーの場合(図の半分から下の部分)は、相手の進み具合によって アイデア段階プロト製品段階製品段階 に3分できます。

アイデア段階の場合、我々の目的はそれをコア技術化して新たなビジネスを展開することにありますが、先行性のメリットに対して時間がかかってリスクが高いと言う課題があります。

プロト製品の場合、我々はそれを元に製品化することが目的であり、早い段階であれば先行独自性が獲得できて時間もセイブできますが、このような場合は相手から見て我々と組むための我々側の競争優位性が問われます。

製品段階の場合、相対的にベンチャーの交渉力が強く、我々は代理店になるか我々の製品・サービスに組み込んで使うパターンが考えられ、短時間で低リスクというメリットに対して我々はそれを取り扱う多くの事業者のひとつでしかなく、差別化が難しくなります。

最も理想的なケースは、製品段階にあるにもかかわらずベンチャー単独では市場で受け入れられず、我々の既存製品やチャネルと合体して初めて強力な成果が出るケースと言えますが、そのような都合のいいケースはなかなか現れないですよね。

次に相手のベンチャーが海外の場合(図の上半分)について、特に最近は米国のほかに韓国やアイルランドやイスラエルがベンチャー育成に力を入れていますが、英国やフランスなども在日大使館に専門部隊を設けて日本企業との提携に活動的です。

これらの場合、我々の立ち位置は、ベンチャーのコア技術を利用して我々独自に事業展開するか、日本で共同事業を起こすか、代理店になるかのいずれかで、各々のケースについて図にあるようなメリットと課題があります。

面白いのは日本のベンチャー企業を見た場合に、全く独自にゼロから考え付くケースはかなり稀で、多くの場合は海外のベンチャーの動向をウォッチしていていち早く日本で展開しているということです。そのケースには、アイデアだけを参考にして独自に一から作り上げるケース、海外ベンチャーと提携した成果を日本で展開するケースと言えます。

我々が海外ベンチャーと直接に切った貼ったをするのは大変ですから、何らかの形でクッションを置いてしかも我々に有利な状況を作り出せるのがベストです。





| タロ君のパパ | 新事業開拓 | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 10:29 | - | - |









http://newbizdevelop.jugem.jp/trackback/85
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>
+ SPONSORED LINKS
+ SELECTED ENTRIES
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ ブログランキングへどうぞ
ブログランキング・にほんブログ村へ
+ グーグル広告
+ MOBILE
qrcode
+ PROFILE