新事業開拓奮戦記

「新事業開拓を任せる」と誘われて20余年勤めた大手メーカーから子会社へ、マーケティングの専門家として出向して3年経ちました。この間いろいろ迷走しながらも、一応の方法論に従って新規ビジネスを立ち上げつつあります。その一部始終をご紹介します。新ビジネス開拓を担うご同輩の一助になれば幸甚です。
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価格付け: 「スキミング戦略」か「ぺネトレーション戦略」か?
マーケティングの教科書的に言えば、スキミング戦略PLC(Product Life Cycle)における初期段階にあたる黎明(れいめい)期に一部のマニアックなオタク向けにコストが回収できてある程度の利益を上乗せしたレベルのやや高い価格で販売して上澄みの美味しい需要を取り込む価格戦略で、ぺネトレーション戦略はPLCの成長期において新規参入による競争激化のなかで安値により利益よりもシェアを優先する価格戦略、というのがこれまでの考え方です。

ところが最近は、これらの伝統的な考え方を根底から覆すような価格戦略が見受けられるように思います。例えば携帯電話を使ったゲームでは、携帯キャリア同士がiモードやEZWebなどの価格付けで月額100円から300円くらいのペネトレーション戦略を展開して、その後ろに多くのゲームベンダが控えていたのが、或る時突然ディーエヌエイがモバゲータウンという無料のゲームサービスを開始して大変な数の会員を獲得したために、有料の携帯電話ゲーム市場そのものが変質を迫られています。ディーエヌエイのモバゲータウンは、無料のゲーム会員を数十万から百万を超える数を集めて囲い込むことで、全く別のビジネスモデルを構築して、全く別の入り口から収入を得る戦略に出たと言えるでしょう。

ホットペパーに代表されるフリーペーパーも、雑誌市場を大きく変質させつつあります。先日渋谷の街を歩いていましたら、少年マガジンや少年ジャンプに相当するような厚みのコミックがフリーペーパーとして創刊されたとのことで、堂々と道行く人々に配布されていました。

サービスの利便性を営業部員が一所懸命説明して有料の契約を獲得する従来のビジネスのやり方を一度根底から疑ってみて、もしもこれを無料化したらどんな新しいビジネスモデルが考えられるか、我々も幾つか挑戦しています。



| タロ君のパパ | 新事業開拓 | 06:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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