新事業開拓奮戦記

「新事業開拓を任せる」と誘われて20余年勤めた大手メーカーから子会社へ、マーケティングの専門家として出向して3年経ちました。この間いろいろ迷走しながらも、一応の方法論に従って新規ビジネスを立ち上げつつあります。その一部始終をご紹介します。新ビジネス開拓を担うご同輩の一助になれば幸甚です。
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雑談その2: 海外A国でのリストラ事例
同じように親会社で、別のA国の現地法人のソフトランディングを経験しました。正確には、私が手がけたというよりは、横から見せてもらったといったところです。

A国の現地法人の幾つかの柱事業の中の一番の主力事業が失敗したケースでした。結局その事業を整理したのですが、以下のことが組織的に行われました。

.螢好肇蕕鯣表したら、グズグズ時間をかけずに、とにかく短時間でリストラを実行して終了すること。様子を見ながら状況に応じて少しずつリストラするシナリオは最悪。これって、ここのところずっと日経新聞の朝刊でやっている堺屋太一著「世界を創った男 チンビス・ハン」の「最初にして最後の戦い」のタヤン・ハンの戦いと同じです。本部が状況を見ながら意図的に「少しずつ撤退」しても、前線は動揺して「総崩れ」になってしまう。前線で戦っている連中は、こんなやり方では足が地に付かなくなってしまいますよね。

計画で例えば100人リストラすべき場合に、80人リストラして後の20人を状況を見ながら少しずつ首を切るのではなくて、100人のところを思い切って最初に150人切ってしまう。そうして、50人を早いところで再度雇ってやるのです。そうすると「いつリストラが終わるのだろう」と戦々恐々として仕事が手につかない連中を最小最短にして、50人を再雇用する時点で「ああ、これでリストラは終わったのだ」と全員にアナウンス効果を発揮して安心させて、それ以降は思い切った攻めの経営が開始できるのです。

人を個別に選別して首を切るのではなくて、部門そのものを無くしてしまう。人を選別すると、人心が荒廃します。これは何としても避けたいところ。そこで、部門をひとつまとめて無くすることです。このやり方ですと説明が簡単で、従業員にも分かりやすい。無くなった部門に所属する全員を無条件にリストラすればいいのです。但し、部門は無くしてもどうしても残したい優秀な人材は居るものです。その場合は、前もって緊急避難的に、残す部門に異動させておくこと。

ぅ螢好肇蘆罎蓮派手な施策は一切慎むこと。何か新しい施策でお金を使うと、「俺たちの首を切って浮いたコストで新しいチャラチャラしたことをやっている。そんな贅沢なお金の使い方をするのだったら、俺たちの雇用を守って欲しかった」という感情論がどうしても起きてしまいます。従って、リストラが終了するまでは、新たな派手な施策は一切慎むこと。

リストラは早めに終了して、一日も速く攻めのモードに切り替わったことを内外に宣言することが重要だということです。



| タロ君のパパ | 新事業開拓 | 07:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
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