新事業開拓奮戦記

「新事業開拓を任せる」と誘われて20余年勤めた大手メーカーから子会社へ、マーケティングの専門家として出向して3年経ちました。この間いろいろ迷走しながらも、一応の方法論に従って新規ビジネスを立ち上げつつあります。その一部始終をご紹介します。新ビジネス開拓を担うご同輩の一助になれば幸甚です。
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他社ベンチマーキング
ベンチマーキング」というと一般的にベストプラクティス確立のために外に教師(場合によっては反面教師)を求めて分析することですが、新事業開拓のプロセスではKFS分析のために手っ取り早く他社ベンチマーキングを行うのが非常に役立ちました。

上がってきた新事業ネタをひとつずつ深堀りする際に、類似の事業で成功している他社事例を捜していくつか分析してみて、その種の事業で成功のために必要な条件は何かを知るということです。

ベンチマーキングでは先ず他社の売上や損益など財務的な数字の分析を行い、その中から数字上の強みを探し出します。大事なのは、それで満足して止めてしまわずに、その本質を探し出すことにあります。例えばソフトウエア開発ビジネスで非常に優位なA社の競争力の源泉がその安い開発コストだったとした場合に、なぜ開発コストが安いのかを探り出します。その結果、アジアの安い開発要員を動因して管理する能力だったり、もしくは学卒の若い日本人を大量に採用して徹底的に搾取しては使い捨てて従業員平均勤続年数が非常に短いことが競争力の理由かもしれないと言うわけです。

他社ベンチマーキングでは、ある会社が急激に成長したり市場で順位が入れ替わったりした場合の、NHKの「プロジェクトX」的なドラマ性のある内部情報が最も面白くてしかも役立つということが判明しました。誰かが何か新しいアイデアを考え出したときに、どんな困難があり、それをどう克服して成功に結び付けたかを分析できれば、経営管理能力や企業文化に近いところまで浮き彫りにできます。

その結果、新しい事業の成功の鍵が何であるかの本質的なところが明確となり、それを目指す自分たちの足りないものが何で、どれくらいのギャップを埋める必要があるかが判明する訳です。



| タロ君のパパ | 新事業開拓 | 17:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
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